少し前に、とある会社の面接を受けました。その時に、(生意気にも)『年収1000万円稼ぐ人材になります!』と、大言壮語を吐いてしまったことがあります。今思い返すと、自信過剰だったなと思うのですが、年に1000万稼ぐことが本当に真の幸福に繋がるのでしょうか?言い換えると、『お金を多く稼ぐよりも、人生を豊かにするために出来ることは無いだろうか?』という疑問です。
こういうことは、古今東西を問わず、誰もが考えてきたことではないでしょうか?そんな疑問に対して、聖書はどのように教えているのでしょうか?
『「富は、天に積みなさい。そこでは、虫が食うことも、さび付くこともなく、また、盗人が忍び込むことも盗み出すこともない。 あなたの富のあるところに、あなたの心もあるのだ。」』
マタイによる福音書 6:20-21 (新共同訳)
何と、イエスという人は、「富は、天に積みなさい。」と教えられているのです。「その富は、朽ちることの無い、永遠の宝だからだ。」と。
では、富を天に積むこととは、一体どういうことでしょうか?聖書には、「自分のように、隣人を愛しなさい。」とあります。また、「隣人の罪を許してあげなさい」ともあります。「だれかがあなたの右の頬を打つなら、左の頬をも向けなさい。」という言葉も、有名ですよね。実際、イエス・キリストは、この教えをご自身の壮絶な死の間際にも実践なさいました(そのことについては、また別の記事で書きます!)
「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。」ともあります。要するに、隣人を大切にし、隣人に尽くす生き方をすることが、天に富を積む生き方だと言えます。
お金を沢山稼ぐ方法は色々あります。しかし、悪いことをしたり、犯罪はしなくとも他人に多くの迷惑をかけて大金を稼ぐ人よりも、貧しくとも隣人のために生きる人の方が、幸福だと聖書は教えているのであります。
このブログを読んくれた方が、真の幸福を見つけることを、お祈りしています🍀✨
ヒカル
#キリスト教 #聖書 #幸福